糖の吸収を抑える成分はどんなものがあるのでしょう?
ご飯やパン、甘い食べ物など、美味しいものには
必ず糖がついてきます。
糖は、エネルギーとなりますが、摂り過ぎると肥満の
原因にもなってしまいます。
そこで、糖の吸収を抑えてくれると言われている、
様々な成分を紹介します。
ギムネマ・シルベスタ
ギムネマ・シルベスタは、糖の吸収を抑える働きがあることで、
ダイエットサプリに用いられることが多いです。
ギムネマ・シルベスタには、小腸から糖分の吸収が抑制される作用があり、
血糖値の上昇を抑えられると言われています。
ギムネマ・シルベスタを摂るには、ギムネマ・シルベスタの葉を乾燥させた、
ギムネマ茶がありますが、これは苦みがあります。
他にも、ギムネマ・シルベスタの葉を粉末にしたものや、
サプリメントも多く販売されています。
苦みが苦手という方は、サプリメントがお勧めです。
桑の葉
桑の葉は、青汁に良く含まれている植物です。
桑の葉には、1-デオキシノジリマイシンという成分に、
デンプンを分解する酵素と、ブドウ糖に分解する酵素の働きを、
阻害する作用があると言われています。
この作用によって、食事で摂った糖質が、
体に吸収される形になるのを防ぎ、糖質の吸収が緩やかになります。
この作用の為には、食前に桑の葉を摂る事が大切です。
食前30分前が目安と言われています。
桑の葉は、お茶や青汁、サプリメントなど、
様々な商品として販売されています。
青汁よりも、お茶やサプリメントなど、桑の葉のみを摂った方が、
より効果が期待できると言われています。
サラシア
サラシアは近年、糖のサポート素材として、注目されています。
サラシアは、東南アジアに多く分布する植物で、
古くから、糖尿や肥満の治療に用いられてきました。
サラシアには、独自成分のサラシノールが含まれています。
このサラシノールが糖の吸収を抑える働きをしてくれるんです。
食事で摂取された糖質は、多糖類で体に吸収されることはありませんが、
この多糖類を分解する酵素があり、この酵素の働きで、単糖類になります。
単糖類になった糖質は、体に吸収され、エネルギーとなりますが、
摂り過ぎてしまった糖質は、脂肪として体に蓄積されてしまいます。
サラシノールは、多糖類を単糖類にする酵素の働きを阻害し、
糖質が体に吸収されるのを防いでくれます。
それだけではなく、単糖類に分解されなかった多糖類は、
腸に送られ、善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えてくれます。
サラシアは、お茶やサプリメントで販売されています。
癖もなく飲みやすいのが特徴です。